MUJIのロゴで海外でも人気の日本ブランド「無印良品」。
お手頃価格で良質なアイテムが豊富に揃う無印良品の財布をレビューしていきます！
今回手にしたのはイタリア産のヌメ革（牛革）が使用されたL字ファスナー財布で、価格はなんと4,990円！
5千円以下の財布の品質や使い勝手と、ヌメ革製品で人気のイルビゾンテの財布とも比較していきます。
人気のL字ファスナー財布に関しては、下記の記事でも詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。
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あわせて読みたいL字ファスナー財布おすすめ35選！人気ブランドのコンパクト財布を一挙紹介
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無印良品をあらめて知っておこう！
無印良品の始まりは1980年（昭和55年）。スーパーマーケット「西友」のプライベートブランドとして、衣服・生活雑貨・食品などの販売が開始されました。
1989年には「株式会社良品計画」として独立し、1990年に西友から「無印良品」の営業権を譲り受けます。
無印良品とは「しるしの無い良い品」という意味で、簡潔で気持ちのいい低価格商品を生み出すことが起点となっています。
「これがいい」ではなく「これでいい」という、理性的な満足感が得られる商品が無印良品が目指しているところです。
MUJIのブランド名で海外にも展開し、いまでは全世界に1000を超える店舗と7000以上の商品アイテムが揃っています。
無印良品のL字財布の口コミ評判は？
「イタリア産ヌメ革 L字財布」モデルの公式レビューは2件ほどでした。
店舗でも購入できるので、オンラインレビューが少ないのは仕方がないかもですね。
ちなみに同じ財布形状の合皮モデルにはレビューがありませんでした。
わー
2023/04/16
ちょうど良いサイズ現金を使う機会が少ないので 薄い皮財布を、探していました。ちょうど良いサイズ感でした。
本来の使い方ではないと思いますが、真ん中の小銭スペースに札を入れてサイドにカードを、入れて使ってます。男性/40代
ムラカミ商事
2023/03/26
ヌメ革大好き。現アメ色に育てたいと思います。なお、中の小銭入れは皮革製ではなく、ナイロン製となります。
サイズ感: ちょうどいい 体型: 大柄 足サイズ: 28.0cm 男性/50代/186 - 190cm/76 - 80kg
公式サイト：MUJI 無印良品（イタリア産ヌメ革 L字財布）
レビュー！無印良品のイタリア産ヌメ革 Ｌ字財布を使った感想
無印良品の財布「イタリア産ヌメ革 L字財布」の詳細と動画レビュー
| MUJI 無印良品 | |
|---|---|
| 商品名 | イタリア産ヌメ革 Ｌ字財布 |
| 品番 | 12737988 |
| 価格 | 4,990円 |
| サイズ |
縦 9.2cm 横 10.5cm 厚さ 0.6～1.2cm （マチ幅2.0cm） |
| 重さ | 45g |
| カラー |
ヌメ革モデルは1色のみ ※合成皮革モデルは黒のみ |
| 素材 |
ヌメ革（牛革）イタリア産 ※内装の生地はナイロン100％ |
| 仕様 |
ポケット × 1 小銭入れ × 1 |
| 収納目安 |
紙幣 3枚 小銭 10枚 カード 3枚 |
| 最大収納 |
紙幣 5枚 小銭 20枚 カード 5枚 |
| 収納厚み | 約1.8cm（2.0cm以下） |
| 利き手 | ― |
| 名入れ刻印 | ― |
| ラッピング | ― |
| 生産地 | ベトナム |
| 送料 |
500円 ※5,000円以上購入で送料無料 |
公式オンラインショップで購入する際は5,000円以上で送料が無料になります。
今回紹介している財布は4,990円なので、あと10円以上の商品を一緒に購入すれば送料500円が無料になります。
財布だけ購入したい場合は送料を無料にするために価格の安い「メモ帳」とかを一緒に買うと良いですよ！
【カラー：ヌメ革】
ヌメ革モデルのカラーは「生成」の一色のみとなります。
【カラー：植物由来の原料を使った Ｌ字財布】
同じサイズの「合成皮革モデル」は「黒」のみです。
【サイズ】
財布の厚みは場所によって異なりますが、全体は0.6cm～1.2cmでマチ幅が2.0cmになります。
【重さ】
実際に量ると「46g」ほどありました。個体差の誤差の範囲です。
無印良品の財布パッケージ
無印良品の化粧箱を気にするか分かりませんが見ておきましょう。
シンプルで「これぞ無印良品」って感じですね。
開けるとこんな感じ。
財布のパッと見の印象はキレイ！
引手にもちゃんと保護紙がありますが、運搬中とかに外れてる場合があるのであまり気にせずに…。
ヌメ革の質感も良さそうで、シルエットも美しいですね！
【商品シール】
商品の詳細も分かりやすくて安心できますね。
さすが無印良品！
外装デザイン（レザーの質感と仕立て）
財布全体のデザインと財布の硬さ
財布全体を見てみましょう！
【正面】
きっちりとして分かりやすいデザインです。
【上部】
【下部】
【マチ】
【ファスナー側面】
全体的に相当薄いですね！
財布のハリ感と硬さ
財布全体にハリがあって結構硬めな印象です。
思いっきり曲げた状態ですが、これ以上曲げると革にシワが入りそうな感じでした。
レザーの質感と仕立て具合とファスナー
【レザーの質感】
きめが細かくて上品な仕上がりです。
全体的に薄っすらと光沢があり、面によってさわり心地が「ツルツル」や「さらさら」と若干異なります。
個体差が結構あるかもしれません。
【ステッチ】
縫い付けも真っ直ぐ綺麗で文句なしです！
【コバ】
コバ処理も美しく仕上がっています。
【引手】
引手は丈夫な作りで安心できます。
中央のステッチが滑り止めの役割を果たしてくれるのでかなり持ちやすいです。
【ファスナー】
YKK製のファスナーです。
ファスナーのグレードは分かりませんが、動きはスムーズで問題なし！
全体的に基本に忠実な作り方でパーツ選びもしっかりしています！
内装デザインと収納ポケット
【内装】
内装は見た目の通りのシンプルな構造です。
【開口幅】
開口幅は7cmほどでした。
薄い財布なりの開き具合といったところ。
自然な状態で上から見ると相当狭いです。
【マチ】
マチ幅は2.0cmでV字に開きます。
内側は床面が見えています。
【収納スペース】
左右のスペースに札とカードを入れ分ける感じです。
必要最低限の収納を目的として作られてるスペース感ですね。
【小銭入れ】
小銭入れは底が縫い付けられています。
財布の高さ分の深さがあるのは収納量を稼げて良いですが、暗くて見えにくさもあります。
小銭入れの生地は2重になっているので、直ぐにヘタってくることもなさそうです。
【仕立てと生地】
内装はナイロン100％です。
縫い付けもしっかりしています！
実際の使い心地と財布の厚さ
収納した量
- 紙幣 … 3枚
- 小銭 … 10枚
- カード … 3枚
収納具合
試しに収納量を抑えて入れるとこんな感じでスッキリとまとまります。
ミニマリストならこのくらい入れば問題ないかなと！
お札の使い心地
お札は二つ折りで入れる必要がありますが、使い勝手に関しては特に問題ないです。
小銭入れの底が縫い付けてあるので、しっかりとホルードしてくれる感じもあります。
札の向きは縦横どちらでも大丈夫です！
小銭の使い心地
小銭入れはやっぱり狭いです…。この薄さなので仕方ないですが…。
ファスナー側（右手）から指を入れると生地が曲がって取り出しにくいので、マチ側（左手）から取るのがおすすめです！
財布を寝かせて、小銭をスライドさせて取り出すのもアリかと！
ファスナー側から取るときはこの方法が良いです。
カードの使い心地
カードは特に問題なく出し入れができます。
カードを重ねて収納するのでズレることがありますが気になるほどではないです。
財布の厚み
【上からの見た目】
収納量を抑え気味にするとここまでスッキリとした見た目になります。
ファスナーを閉じても財布の形がほぼ変わっていません。
【全体の膨らみ具合】
小銭辺りが膨らんできますが、スタイリッシュさは保たれています。
【収納後の財布の厚み】
小銭が重なった厚みが出る部分で1.5cmほどでした。
最大収納量と財布の厚さ
最大収納目安
- 紙幣 … 5枚
- 小銭 … 20枚
- カード … 5枚
色々試したところ、この収納量が最大目安に思います。
もう5枚ぐらいなら小銭が増えても大丈夫です。
収納増やしての使い心地は？
【お札】
お札の使い心地は先ほどとあまり変わりません。
小銭とカードが増えた分の圧迫感はありますが、出し入れに困るほどではないです。
また札が上側に押し出されることがあるので、たまに札をまとめて奥に入れな直すのが良いです。
【小銭】
小銭の取り出しは変化ないので、先ほど同じ取り出し方法がおすすめです。
底の方で小銭が重なりやすくなるので、ファスナーを閉じる前に財布を振って小銭をばらけさせるのが良いです。
【カード】
カード5枚収納しても特に不便は感じません。
この薄さで5枚収納できるのは優秀かと！
カードが多くなった分ズレやすくはなるので、小銭との兼ね合いで調節すると良さそうです。
最大収納目安での財布の厚みは？
【上からの見た目】
全体的に膨らみますが、それでも中身はスッキリとまとまっています。
ファスナーもきっちり閉まります。
【全体の膨らみ具合】
ちょっとイビツになった感がありますが許容範囲でしょう！
【最大収納後の財布の厚み】
先ほどと同じく小銭が重なった部分を測って18.5cmほどだったので、全体を見ても2.0cm以下に収まりますね！
正面からの見た目は美しいままです！
素晴らしいですね！
感想
財布全体にハリがあるので中身を入れてもスマートにまとめることができます。
財布が薄いので狭いなりの使い心地になりますが、必要最低限の小銭やカードを持ち出すには良いと思います。
ミニマリストなら何な問題なく使いこなせる感じです。
現金派の方でも旅行先のサブ財布などで使うにはピッタリな気もします。
イタリア産の牛革（ヌメ革）が使われていて4,990円なので、Amazonなどでヌメ革の低価格商品を購入するよりもMUJIブランドの安心感があるのもポイントに思います。
公式サイト：MUJI 無印良品（イタリア産ヌメ革 L字財布）
ヌメ革で人気のイルビゾンテのコンパクト財布と比較してみた！
イタリア産のヌメ革といえばイルビゾンテが人気です！
そこで同じＬ字ファスナータイプのイルビゾンテ「コンパクトウォレット（品番：5432404540）」と比較して、ヌメ革の違いや使い心地など見てみましょう。
■無印良品：4,990円
■イルビゾンテ：16,500円
※価格は3倍以上違います。
財布のデザイン・サイズ・ヌメ革の質感
各ポイントを順に紹介していきます。
デザイン
無印良品
イルビゾンテ
無印良品はスタイリッシュな印象が強いですね。
イルビゾンテはカジュアルさが魅力です！
財布のサイズと厚み
無印良品
イルビゾンテ
イルビゾンテのほうが横幅に余裕がある作りです。
無印良品
イルビゾンテ
無印良品はマチが設けられているのでその分の厚みがありますが、全体で見ればどちらも非常に薄いです。
財布のサイズと厚みを並べて比較
イルビゾンテは左下の角が丸みのあるデザインなのでポケットとか入れやすいですね。
無印良品もサイズ自体がコンパクトなので問題ありません。
縦は無印良品、横はイルビゾンテが長いです。
イルビゾンテは太めのファスナーが使われています。
イルビゾンテはその分ファスナー生地の幅も広いですが、財布の厚さ自体は抑えられています。
無印良品にはきっちりとしたV字のマチがありコバ処理もしっかりされています。
イルビゾンテの革は切りっぱなしです。
ヌメ革の質感と財布の硬さ
無印良品
イルビゾンテ
無印良品
イルビゾンテ
無印良品はハリがあって硬い質感なのでこれ以上曲げることができません。
イルビゾンテは財布全体をグニャグニャと曲げられるほど柔らかいです。
タオルを絞るぐらいに曲げられます。
ファスナーと引手
【引手】
イルビゾンテは引手が少し滑りやすいです。
ヌメ革の質感もありますが、ファスナーの太さに対して引手が小さいのと薄いのも原因かと。
無印良品は程よい厚みと中央のステッチによって滑ることなくしっかりと掴めます。
【ファスナー】
イルビゾンテのファスナーはどこ製が分かりませんが動きはスムーズです。
無印良品は軽快に動く感じです。
スライダーの大きさがかなり違うのが分かります。
イルビゾンテはファスナーの太さとスライダーが大きい分、動かすときに重みを感じます。
収納量と使い心地（紙幣5枚、小銭20枚、カード5枚）で比較
どちらも紙幣5枚、小銭20枚、カード5枚を入れた状態です。
収納具合と財布の厚み
無印良品
イルビゾンテ
イルビゾンテの方が横幅がある分余裕感がありますね。
無印良品
イルビゾンテ
無印良品はスマートな見た目をキープするのに対し、イルビゾンテは財布全体が柔らかいので曲がり具合や膨らみもはっきり分かります。
無印良品
イルビゾンテ
でも、厚さはどちらも同じくらいで、2.0cm以下に収まっています。
イルビゾンテはまたまだ収納できるのは強みですね！
無印良品の使い心地
開口幅が7cmほどで薄さなりの使い勝手になりますが、収納自体はそこそこできます。
スタイリッシュかつコンパクトにまとめるなら十分の収納力に思います。
小銭が取り出しにくいので、キャッシュレス派にピッタリな財布と言えます。
イルビゾンテの使い心地
財布全体が柔らかいので小銭の重なり具合で財布の形が歪になりやすいですが柔軟に受けてめてくれる感じです。
財布全体の開口幅も12cmほどあって、小銭入れも大きく開くので見やすく取り出しも簡単です。
イルビゾンテの方はまだまだ中身を増やせますし、現金派でも使いやすいです。
まとめ：無印良品のヌメ革L字財布はスマートにまとまる！柔らかさならイルビゾンテがおすすめ
無印良品のヌメ革L字財布は財布全体が硬めな質感で、収納を増やしても形をキープする印象がありました。
ヌメ革のハリ感が強めなので、イルビゾンテのヌメ革と好みがはっきりと分かれそうです。
この2点の財布の価格差は1万円以上ありますが、それぞれに良い点があります。
収納力はあまり求めずスタイリッシュなデザインが好みなら無印良品、収納力を求めつつカジュアルなデザインならイルビゾンテです。
革の厚みや手にしっとりと馴染む質感なら柔らかなヌメ革のイルビゾンテのコンパクトウォレット「品番：5432404540」がおすすめです。
無印良品はお店でも見ることができるので、気になる方は最寄りの店舗に足を運んでみてくださいね！
※在庫がない店舗もあるため、公式サイトで在庫状況を確認してからがおすすめです。
公式サイト：MUJI 無印良品
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