「人生楽しくないなぁ……」「毎日同じようなことの繰り返しでつまらない……」こんなふうに、人生に張り合いがないと感じることはありませんか。
または「どうも自分のことが好きになれない……」と自信を失ってはいませんか。
今の生活を振り返ったときに「もっと人生を楽しみたい!」と思っている人も少なくありません。
どうも、こんにちは!
「ココロクエスト〜レベルアップ心理学〜」というブログを運営している「ねこひげ先生」と申します。
「人生がつまらない」「自分を好きになれない」と思ったことがある人はファッションを見直してみてはいかがでしょうか。
ファッションは人間の心理に密接に関係があります。服装選び次第で人生の見え方が一瞬で変わることもあるのです。人生が楽しくないと感じる人はファッションに気を遣ってみてください。
これからお伝えすることを「今より自分を好きになれる服装選び」のヒントにしていただければ幸いです。
ファッションで性格や行動が変わる
人間はファッションの影響を受けやすい生き物です。
英ハードフォードシャー大学のカレン・パイン教授の研究で「何を着るかで、どれだけ自信をもてるかに大きな影響がある」と証明されています。自信が持てる服装(スーツや上質な素材の服装)とそうでない服装でテストを受けたところ、点数に大きな差が出たそうです。
あなたも「初めてスーツを着た日は自信がわいた」「服装を変えたら気分があがった」など服装によって気分にも変化があらわれた経験はありませんか。
ファッションで人の性格や行動を変えることできます。つまり、ファッションと人の心理はとても密接な関係にあるということです。では、どのようなポイントに気をつけて服装選びをしたら良いのか、最も気を遣うビジネスシーンを例にご紹介していきます。
今より自分を好きになる服装選び4つのポイント
服装選びポイント①:「清潔で安心できる人」が一番!
服装選びを難しく考えすぎて「何を選んだらいいかわからない」「どんな服装が自分にあっているのだろう」と悩みのドツボにハマりがちです。
僕はシンプルに「清潔で安心できる人」を意識した服装選びが大事だと考えます。
ことわざでも「姿は俗性(ぞくしょう)を現す」とあります。人は身なりや立ち振る舞いで、その人の品格がわかるという意味です。先ほど「服装は人の性格や行動も変える」とお話をしました。
派手で目立つ人を目指すのではなく、シンプルに「清潔で安心できる人」を目指すほうが賢明です。具体的には以下のようなイメージをもって服装選びをするとよいでしょう。
- 誠実そうか?
- 清潔感があるか?
- 礼儀正しそうか?
- 頭が良さそうか?
- 仕事ができそうか?
これらのポイントを押さえて服装選びをすると「清潔で安心できる人」になれます。
服装選びポイント②:白いシャツは清潔感のテッパン!
ビジネスシーンで清潔感を出すために最も使えるアイテムが「白いシャツ」です。基本的にシャツは「白シャツ」をおすすめします。
多くの人が白色=(イコール)クリーンなイメージを持っています。つまり清潔感がある印象を他人に与えるのが「白シャツ」なのです。
白シャツで気をつけなければいけないのは「白色だからこそシミや黄ばみ、汚れが目立ちやすい」ということです。白なので汚れも目立ちます。できれば、クリーニングに出すか、自分で洗濯する時は漂白したほうがよいでしょう。
あと僕が好きなのは「青いシャツ」です。青は白と同じぐらいビジネスシーンで使えます。白だけでは物足りないなと思う人は、白以外にも爽やかな印象を与えるブルー系のシャツも持っておくとコーディネートにもバリエーションがうまれます。
服装選びポイント③:色彩心理を駆使したアクセントカラー!
色彩心理学では「赤、青、黄色、緑…etc」といった様々な色が人の印象や気分を変えると考えられています。
色を意識した服装選びをするのも一つの方法です。色を取り入れることは良くも悪くも目立ちます。ビジネスシーンではアクセントカラーで取り入れることが大事です。
アクセントカラーとは全体の5%ぐらいの差し色のことで、男性ならネクタイ、女性ならアクセサリーやバッグなどで取り入れることをおすすめします。
とは言え、どんな色を選んだらいいのでしょうか。一例ですがTPOに合わせたネクタイの選び方をご紹介します。
営業職の人は真面目で大人のイメージがある「ネイビー」のネクタイはいかがでしょうか。落ち着いた印象を与えるので顧客からの信頼も獲得できるかもしれません。
デスクワーク中心の人は「緑」のネクタイが良いでしょう。緑はリラックスや安心感、自然を連想させます。社内での仕事が中心で息抜きもしづらいと思うのでリフレッシュさを想像させる「緑」を取り入れると良いかと思います。
プレゼンのときは「赤」のネクタイ。歴代アメリカ大統領は「赤いネクタイ」で演説をしているのは有名な話です。赤はエネルギッシュな力強い印象を与えます。大事な商談やプレゼンなど勝負ごとのときに赤を取り入れるとよいでしょう。
とくに、これが正解というのはありません。着ている服にアクセントカラーを取り入れにくい場合はハンカチから始めてみるとよいでしょう。
服装選びポイント④:尊敬する人物をモデリング!
あなたは「尊敬する人物」や「なりたい人物」がいますでしょうか。もしいるとしたら参考程度に真似るのも良いでしょう。
他人を真似ることで成長につながります。これは心理学で言うところの「モデリング」が働くからです。モデリングとは、対象物(モデル)の動作や行動を真似ることで、自分の動作や行動にも変化をもたらすことです。
あなたが「尊敬する人物」や「なりたい人物」を思い返してみてください。その人がどのような服装をしていますか。モデルとなる人と同じような服装をすることで自分の成長につながります。
ただ一つだけ注意するとしたら、身近な人を真似る場合はそっくりそのままは真似しないことです。全く同じ服装、腕時計、靴、髪型などそっくりそのまま相手を真似ると、相手もあなたのことを警戒するでしょう(笑)もし身近な人を真似る場合は、あくまでも空気を読んで参考程度に留めておきましょう。
もし「尊敬する人物なんていない」「なりたい人物なんていない」と思う人は同世代のテレビアナウンサーを参考にしてみてはいかがでしょうか。見た目の印象に気を配る必要がある好印象なアナウンサーのファッションは、とても参考になります。
人生の満足度をあげるためにもファッションは超重要
どのような服を着るかで他人に与える印象が大きく変わります。それだけではなく、自分の性格や行動にも大きな影響を与えるのがファッションです。
ファッションは人の心理に密接に関係しています。身なりを整えることで気分や考え方を前向きにすることもできます。裏を返せば、だらしないファッションだと人生の満足度が低下するとも言えます。
何もブランド品ばかりで身を固めたり、スーパーモデルのようなファッションをする必要はありません。シンプルに「清潔で安心できる人」を意識して服装選びをすると良いと考えます。
人生の満足度を高めるためにも少しだけファッションに興味を持ってみてはいかがでしょうか。きっと「つまらないなぁ……」と思いがちだった人生にも張り合いが芽生えるはずです。
参考文献
カレン・パイン教授「Mind What You Wear」